世に言うミニ新幹線の完成系かな? JR東日本E3系

 全国新幹線化計画(?)が進んでいくにあたって・・・全部を新線で作るのは結構キツい・・・という試算も出たんでしょうねぇ・・・でも、需要もある、そこの地元の自治体などでもなんとかしたい・・・など、いろいろな思惑なんかもあったりしました。

 で、多分試験的要素も結構あったんでしょう・・・第3セクターなんかを巻き込んでできあがったのが奥羽本線の山形新幹線・・・

 建築限界ってヤツは在来線のまんまであり、もちろん踏切もある、駅のホームなどの設備は既存のモノを使う・・・そこには普通列車も通す・・・ってことで、いろんな制約をつくってつばさ号は運転を開始しました。運チャンはてーへんよっ(-。-)ぼそっ

 なにせ、新幹線ってことで、新幹線区間は新幹線電気車在来区間は甲種電気車の各免許を持っていなけりゃならんのですから・・・ま、逆に言えばツブシも効くか(笑)

 さて、関係者的なコメントはともかく、開業してから笑っちゃうほど好評で、JRとしては、あまり儲けるつもりもなかったと思うんですが、これが大当たりとなると、秋田の方でも大騒ぎになるわけでして、開業したのがこの秋田新幹線・・・

 鉄道地図を見直してみると・・・もお、奥羽本線はボロボロですわ(@^m^)ププッ 福島〜新庄・大曲〜秋田と1435mmゲージがハバ効かせちゃってますし(笑)

 さて、秋田新幹線は、盛岡から、田沢湖線を通って大曲、そこから折り返すようなカッコウで奥羽本線に入って秋田まで・・・という運転形態を取っております。だから、イッペン向きが変わっちゃう新幹線ってぇとこまち号のみになるんですね・・・

 フル新幹線区間を275キロで運転する都合上、E2系と同様に300kwというオニのようなモーターをのっけて運転してますが、車高そのものは、E2系よりむしろ高いくらいなんですよね・・・多分、ガタイに対するトレッド(車輪のハバ)の関係で何とかなっちゃうんだろうなぁ・・・と勝手に納得してるんですが(笑)

 さて、このE3系は、結構いろんなのがありまして・・・

 一番最初に出た1本は・・・カオが違ってまして、ライトが運転台の上に4灯と下に2灯・・・400系やE2系に近い感じだったのを、2本目以降、このカオになりました。

 で、例によって予想を上回るこまち号の人気・・・5両だったのを追加して6両にしただけでなく、増備もがんがんしまして、今何本あるんだろうなぁ? 増尾車に関してはワイパーが2本だったりします♪

 それと、山形新幹線仕様が2本かな?・・・1000番台というのが入っております、コチラの方は固定7両、最高速も取り扱いの関係上、400系と同様240キロで勘弁してるようであります(笑)