まず、国有鉄道の交直流仕様の急行形の型番の整理をしましょ・・・
日本の交流区間ってのは2種類ありまして、東北エリアは、周波数50ヘルツ、北陸、九州エリアは60ヘルツの周波数でした。電圧はどちらも同じ20kvですが・・・
で、それぞれの仕様で、50ヘルツ仕様を451系、同スペックの60ヘルツ仕様を471系と称して出しました。
それのパワーアップ版が453&473系、さらに、勾配に対応して、抑速ブレーキ付きになったのが、455&475系・・・
その後、国鉄の方針&技術の進歩で、50ヘルツでも60ヘルツでもOKな電車、457系ってのが出て、相当数出来てるのかな?・・・って思ったら、案外457系って残存数少なかったります(爆)
思うに、必要数がほぼ出そろってからのデビューだったんでしょうねぇ・・・457系
写真の電車は、常磐線で走ってた電車になりますが、この塗装も少なくなってるかも知れません・・・奥側3両の塗装は、いまや九州くらいにしかありません・・・
でもって、451、453系に関しては、もおありません・・・ローカル仕様にドンガラを作り直しちゃって、717系なんかに変身しております。
もともとは・・・東北線とかの急行で活躍してたんですけどねぇ・・・用がなくなればローカル用でほとんどあまりモンって宿命・・・
磐越西線あたりでは、色を変えたりして元気に走ってる電車も結構あるようです♪