600形も時は流れて・・・ ○浜○行600形更新車

 京成の駅で撮って、同じようなカッコウで撮った京成3700形のネタじゃありませんが、この電車は運転したことがあります(笑)

 そんな戯れ言はともかく、平成4年だっけかな? にデビューしたこの600形ですが、まぁ、いろいろ紆余曲折あった車両となりましたがこの段階で一区切りなんだろうなぁっておもっております。

 出た当初、「ツイングルシート」というのがついてて、普段は向かい合わせのクロスシート、混んでるときは2人掛けのトコを半分にしてドア周りのスペースを確保しちゃおうよというなかなか楽しい企画の3ドアクロスシート車だったわけですが、この電車そのものがある日突然・・・という感じのデビューだったこともあり、細かい煮詰めを作る側と使う側でやってなかったので結局それはマトモに活用できませんでした。

 その間、その座席のメーカーもアウチになっちゃったとか聞きますし、動く物はやっぱり壊れるのが常でして、壊れちゃうとやっぱり困るということと、クロスシートは困るほどに詰め込みが効かない・・・2100形みたいにラッシュ帯は逃げちゃうからいいよ〜 というワケに行かないこの電車はやっぱりマジで困ると言うことで、内装を新1000形(アルミ車)並に、ドア間はベンチシート、車端部だけ向かい合わせというレイアウトに変更しました。結果無難に使える電車になりましたが、2000形も同じ内装なのに窓周り白じゃないんだよなぁ・・・旧柄に戻そうよとまだぶつぶつ申しております(爆)

 で、先に座席を換えた車もあれば更新の時に換えたのもあるようですが・・・この車両更新で600形にも2100形以降のようなフロントカバーがつくこととなりました。ワイパーですが、実は1次車(601と602)はバスみたいなタイプだったのですが、ワイパーブレードが短かったこともありあまりいい感じじゃなかったためそのあとは2000形に準じたタイプの2連ワイパーになっておりまして・・・多分この更新で写真の電車もそうしたんだろうなぁと思います。

 車内には次駅案内のテレビモニタなんかがついちゃってたりして、1073形の1121-以降のような感じになってるようです。

 で、このカオの電車、2100形以降はモニタ装置がついてないんですが、この600形にはついてまして、それの関係で、京成のスカイアクセスに1121-以降同様こいつだけ堂々と入っていけるんだそうです。京急からの「アクセス特急」はなかなか張れない名前のようですよ(笑)

(H23.11.11)