元祖! たにけ〜電車(笑) JR東日本E501系

 常磐線の中距離電車・・・メインで使っているのが415系という、設計そのものは結構古い車両であったりいたします。

 しかも、415系を出すまで、401系だの403系だのと、もっと古い設計の車両がまだハバを効かせてたりしまして・・・403系あたりはまだ現役ですもんねぇ・・・(H14年末あたり)

 さて、常磐中電も本数はそんなに多くはないモノの、取手から先の「交流区間」の普通列車に関しては独壇場・・・というより他の一般車は全然入れない状況だったりいたしまして、この415系を増備するにもブツが古いのでいまさら・・・という部分もあったりします。

 で、時代は209系なノリの車両の流れにはなっていたんですが、今やモーターも三層交流にして、回生ブレーキも投入したい・・・

 で、交流も直流も・・・ってぇと、多分当時の国産技術ではいいのがなかったんでしょう・・・

 そこで出て来たのが、ドイツが誇る「シーメンス」社♪

 シーメンスの制御器を使用した通勤電車がココに登場したのでありました。

 シーメンス製、GTOな制御器は・・・起動時の「ヒュ〜ン ヒュ〜ン ヒュ〜ン」ってうざってー音が非常に耳障りでしょ?・・・てことで音階化してみました(笑) ってなノリの車両でありまして・・・

 で、動き出すときに「はらほろひれはれ〜〜〜〜〜」って言い出すそうであります。

 てことで、あの音階は・・・意図的につけた音なんですね・・・初めて聞くとびっくりしますが・・・

 さて、この「たにけ〜起動音」・・・現在ではメジャーなトコで2車種・・・この子と、○浜○行の2100形・・・

 乗っかって聞いた感じで、○浜○行と決定的に違うのが・・・起動時、大体○浜○行のだと8〜9音階程度なんですが・・・この子、2オクターブ以上音出してネェか?・・・って音が出ております。

 基本的に加速度が全然ちゃいますからねぇ・・・それと、モーターが日立っぽい音なのが気にはなりましたね(笑)

 それと、○浜○行は、運チャンのリクエストで、回生失効ってヤツを5〜10キロで設定しておりまして、停止時は逆ハラホロヒレハレは聞けないんですが、この車両は止まる間際まで回生ブレーキを生かしてる関係上、気持ちよく音階が下がります(笑) やっぱり2オクターブから・・・

 にしても、2100に慣れると・・・遅さにはストレスたまるし、制御器についてるファンが妙にうるさかったりと気になるトコが結構ありますが、常磐中電の上野〜土浦という、比較的通勤要素の強い区間で運転してるようであります。

 今後、この電車が増備されることはないだろうなぁ・・・とは思っておりますが、415系がくたびれてきたとき、どんな車両を出してくるのか正直楽しみもありますね♪