山形新幹線を支える「奥羽本線」な電車 719系5000番台

 現在、福島〜新庄を結ぶ山形新幹線・・・この区間は、元々奥羽本線という在来線でして、国鉄がJRになってから、新幹線の敷き方に関してもかなり柔軟な考え方が出来るようになりました。

 でもって・・・新幹線を在来線に乗り入れさせて・・・という大ワザを仕掛けて好評を博している線が2つ・・・

 山形新幹線と秋田新幹線になるワケなんですが・・・面白いことに、いずれも奥羽本線が絡んでること・・・

 なんてったってあぁた・・・元々奥羽本線つーたら、福島から山形を経て、秋田に至る線ですからねぇ(笑)

 新幹線は、レールの幅が1435mm 在来線は1067mm そして、新幹線の電車って・・・かなりデカいんですよねぇ(-。-) ボソッ

 ってことで、電車を在来線サイズに縮めればサイズはOKにしても、レールの幅はいかんともしようがない・・・なら、改軌しちゃえ♪ とばかりレールの幅まで変えちゃったのが今の山形&秋田新幹線になったワケなんですね・・・

 新幹線そのものに関しては、130キロ運転と、P型ATSの採用で、ま、新幹線って考えたらすげー事態、信号機と踏切があるの(@^m^)ププッ

 でもって、主要駅なんかは新幹線があるのでいいんですけどね・・・今度は元々あった駅はどうするのよ?・・・ってことになります。

 で、その区間を運転出来る、専用の普通電車ってのも出来るわけであります。

 それが、この仕様・・・♪

 JRになってから、東北エリアの電車が大分古いし・・・ってんで、新車を買ったワケなんですね・・・それが、719系であります。

 カオは、211系顔で、おやくそくのオダキュ〜ルック(笑) 東北線の低いホーム(客車時代の低いホームの規格なんですね・・・)に対応できるようなドアの位置、あとは部分的に中古パーツなんかを採用して作られておりました。

 新幹線区間を走らせるためのこの電車は・・・パンタグラフも新幹線に合わせたんだかどうかはわかりかねますが、下枠交差型というタイプのモン、ドアそのものも新幹線用にホーム位置をかさ上げしてあるので、それに対応した普通のドア高さ、そして、ノーマル車は中古台車だったんですが、コイツぁ、1435mm仕様初の普通電車・・・ってことで、足回りは当然新品♪

 そんな感じの車両であります。

 それにしても、コレに乗ったときはマジビックリしましたねぇ・・・

 福島から米沢まで乗ったんですが・・・時刻表見たら・・・1日6本しかねぇんだもん(爆) 新幹線より全然本数すくねぇべ・・・ってのが正直なトコです。

 ま、米沢〜山形はそこそこ本数あるんだろうなぁ・・・と憶測できますけど(笑)

 峠の力餅・・・くいたくなったなぁ( ̄¬ ̄*)じゅるっ♪