リサイクル電車はココから始まった JR東日本209系900代

 最初の数行はそのまま209系京浜東北仕様のを使いますd(^-^)ねっ!

 日本国有鉄道がキマりまして・・・1987年4月1日から、分割民営化ということで、関東圏は、東日本旅客鉄道会社という会社になりました。

 まぁ、車両も基本的には国有鉄道から引き継ぎまして、87年4月の時点でそこにいた車両がほとんどそのまま各JRの持ちになったわけですが・・・その中には新しいモノもあれば古いモノもある・・・

 山手線は、ちょうど205系を投入してるという状況での移行でして、その205系を作り続けてそこにいた103系を(・_・ )ノ" ゜ ポイッしました。

 まままま、205系はなかなか安くて優秀な電車だったんですが、この先ラッシュ対応なんかもありましたし、この先少子高齢化という流れになってきたときに、JRとしてはいろんな部分でゼニかからない電車を作って行かなくちゃならない時代に入ってきてたのでありました。

 そこで打ち出してきたのが・・・「コスト半分、寿命半分、重量半分」というコンセプトだったのでありました。

 最初耳にしたときはムチャゆってるなぁって思いましたね・・・ 15年サイクルで取り替えちゃう様な電車ってのも・・・ まず考えられねぇだろ!って思う根拠として・・・

・JR東日本の車輌数・・・メチャクチャな数ってこともあり、作るとなったらそれだけの大量な車輌をそんなにガンガンイケちゅうほど工場にキャパってあるん? ヘタしりゃ作ってる間に交代なんてのもありそうぢぇん・・・東海道なんか結構そう言う感じだったのに・・・
・死ぬほど混んでるエド地区の通勤電車。車体の耐久力はそれなりにゃしっかりしてないとマズいだろ! 寿命15年程度ってもそれ以上の耐力ないともたなくね?

 なんて感じで思ってたんですが、現実にいろんなナカミをのっけて出てきました。平成4年に出てきたこの3本、見るからに安い感じの造りなのがすげーなぁと思いましたっけねぇ・・・

 気になったのがヤンキーホーン・・・あ、○浜○行のそれ、パチりよった!

 それにしても、4M6Tでまともに走るのかなぁ? なんていらん心配したりしましたっけ・・・ 初期のそれは、マスコン関係もワンハンドルあり、ツーハンドルありと、制御関係も3編成作った中でそれぞれいろんなのを試してみたようで、その後の量産車、209系に活かされたというわけですね♪

 そろそろ、製造から15年・・・タイミング的にはおとりかえの時期ということもあり、京浜東北線にもE233系を突っ込むという公式発表もありました。そして、総武緩行線はどうするのかしんねですが、そこから209系の500代も何本か回ってきます。そうすると、この試作編成はお星様になることでしょう・・・19年中にはキッチリだろうなぁって思ってます。

 そして、お星様になったとき、パーツ類などがキッチリリサイクルされて処理がうまくなされたときに、初めてこの「走ルンです♪」がその意味を発揮し始める・・・ちょっち哀しくもそう言う宿命に立ってる車輌だと思います。