マイナー路線に吹き込まれた新風(?) JR東日本205系500番台

 山手線の新型用に開発した205系、これが出て来たのが85年・・・界磁添加励磁制御のなかなかイカす電車でありました。当然、節約モード全開になっていた国有鉄道としては、このすばらしくナイスな制御法の通勤電車を東京近郊に、そして、関西圏にも出ました。

 そんな中、少々マイナーだった相模線が電化される運びになり、電車を投入するに当たって、国鉄時代だったら中古車でもあてがわれてただろうこの線にも、なんと新車が投入されました。

 車両そのものは、おやくそくな205系なわけなんですが、通勤路線というにはちとマイナーなのと、単線のためにすれ違い待ちなんていう事もありまして、半自動ドアの機能を載せ、さらには、時期的にかなり進んでる時期だったもんで、651系を始めとする最新鋭のバックアップ装置がいい感じに使えるようになったため、この電車にもICカード対応のバックアップ装置なんかを搭載・・・

 ってことで、仕様変更が多いってことで、新たに500番台って番号を与えてもらいました。

 だからってこともねぇんでしょうけど、カオの感じもずいぶん違いますもんね・・・♪ ライトは四角くなってるし、カオの車掌さん側は、なんか、貫通路でもありそうなカッコウでガバっとガラスが伸びてたりとか、なかなか民鉄っぽい顔つきになっております。

 ハシリそのものは他の205系との違いは大してありません。あたりめぇですが(笑)

 車庫は、国府津の所属になっておりますが、おそらくは茅ヶ崎のガレージで通常はすごしてるんだろうなぁ・・・って思います。必要に応じて国府津に行くんだと思いますけどd(^-^)ねっ!

(H15.9.3)