ほとんどオリジナル仕様で約30年走ってる電車 JR東日本183系

 いまおもえば、この電車はすごい(笑)

 利用するサイドから考えたら・・・走る化石、走る奇跡(笑)ふざけんな! とも取れる特急電車(笑)

 この写真を見た限りで感じることは・・・国鉄時代から変わってる点は・・・

・LEDのヘッドマーク(わかしおマーク)

・パンタグラフが常時2つあがってたのを1つにしたこと

・グリーン車がいつのまにかなくなってる

 これ以外はおそらくなぁんにも変わってない・・・あえていえばJNRマークがなくなってJRって書かれちゃってるだけで差が全くわからなかったりします(自爆)

 ところで、この183系、なかなかシブい出方してまして・・・

 元々、この房総地区の特急用に作られた車両なんですね。

 というのは、総武線が、両国から出てたのを快速線ってのを作ってそれを東京に・・・それも線路を敷けないからってんで、錦糸町から地下線作って東京に持ち込んで、さらにはそれを品川の方に持ち込んで横須賀線とくっつける・・・って構想ができ、線路そのものは結構早くできました。

 それに合わせて、特急も登場したワケなんですが、もちろん地下線に対応できないとまずいので、それ仕様の特急形を開発する必要が出てきました。でもって、それまで、「特急」といえば、長距離を前提としてたのが、房総地区くらいの距離だと、そうでもなく、比較的「行楽特急」の要素も出てきまして、それにも見合った車両ということで、通常、1両に1カ所しかなかった出入り口を2つにしたり、碓井スペシャルに対応する処置、中央線であずさ号としても使えるようにシャコタンにして昭和47年にデビューしたのでありました。

 それから現在まで、改造らしい改造ってハナシも聞かないんですよね・・・ヽ( ´ー)ノ

 総武線エリアとしては、京葉線が出来てから「255系」という新型が出た程度で大きな変化もないですしねぇ・・・

 っても、このエリアの電車もこのままいつまでも安泰とは思えませんしねぇ(-。-) ボソッ いつまで長生きしちゃうんだか?・・・このタイプが横須賀線にも入ってきますが・・・化石でも見るような目で見てるのは私です(笑)