今年の祭りも燃えました ’99


 ネットな世界でも、何かにつけちゃ宣伝してますし、まぁ、知るヒトはご存じなんですが、地元神輿会で、偉そうにも「副会長」なる役職をいただいております。

 なぜ、私みたいな若造(31歳ですが、町内会レベルになれば、全然コゾウです)が副会長かというと、地元町内会レベルで、神輿の経験が多い・・・というと、やっぱり私になってしまうのです・・・

 地元は、逗子市久木のお神輿ができたのは、昭和63年、その頃は、技術者はいたのですが、担ぎ込んでいたという神輿バカはほぼいなく、町内会の回覧で「神輿、できました」という会報をみて、当時、駅員さんの先輩と一緒に行って、結構メチャクチャやりつつ、宮入まで・・・という経緯から、あんなナマイキな私を町内会は暖かく迎えてくれ、今に至っております。

 最近は、神社世話人なんて、神社関係からも公認みたいなモノも賜り、なんか、偉そうになってしまいましたが、思えば、神輿バカ・・・というスタイル、ずっとこのままだなぁ・・・というのがホンネです。

 久木神社の祭礼のスケジュールは、7月最後の土日で、土曜は宵宮で、神楽殿にて歌手を呼んで、歌ってもらったり、カラオケ大会なんかをやります。

 私は、「葉桜ふるさとまつり」というお祭りに神輿を出す、同じく「逗葉神輿連合」という神輿連合会の仲間の会、「葉桜睦」会の神輿を担ぎに行きました。

 宵宮は身内でやりますよ・・・というのが葉桜睦会のスタイルなのですが、ウマイ事に、我が、久木のおまつりと、葉桜のおまつりが同じ日になっており、互いに応援に行けないという問題があります。というわけで、予定が重複しない所で、顔出し・・・という感じで行きました。

 そして、7月25日(日)・・・

 我が、久木神社のお神輿を、石段の上にある神輿殿から石段下の神楽殿前まで降ろし、セッティングして、その後、10時から「祭典」を行うため、準備開始の時刻は結構早いです。

 8時集合で、神輿を出し、支度をしたあと、神社本殿でお払いを行います。

 そのあと、11時から子供神輿を使用して町内渡御を行います。

 今年で、それに立ち会うようになって3年目になります、コドモっておもしろいんです・・・私が全開で「わっしょい!!」って気合いを入れていくと、大体ついてきてくれます。正直、オトナよりよほど身長差のあるコドモには、神輿ってのはきついモノです、肩に入れられないのはそんなところにも要素はあると思います。

 でも、引っ張っていくオトナが全開だと、結構ついてくる・・・って思っておりました。

 でも、去年までと同じはずなんだけど・・・今年は、なんか、感触がない・・・

 最初のステージも、2回目のコースも、なんか、「気合いが入ってるぞ!!」って感じがしないのです。

 私がまだまだなのか、子供さんが今年のメンバーはやる気に欠けてたのかは私にはわからないのですが、そういう面で、少々悔しかったです。

 ところで、この所、神輿関係というと、なにかと面倒見てくれているオヤジさんがいます。たしか、前にもなんか聞いた気もするのですが、最近、確認したのが、彼もまた、元鉄道屋で、思いっきり国鉄マンなんです。

 国鉄・・・と言っても、「労働運動」とか、ダーティーな方を連想されちゃうと哀しいのですが、彼は、どっちかというと、映画「鉄道員」的な元ポッポ屋で、すごく穏和で、少々鉄道が好き・・・という感じのシブイお人です。

 昼食を取っているとき、メンバーでそれなりにお酒も入るのですが、私と2人で盛り上がると、昔の鉄道のハナシを聞かせてもらっちゃって、私としては、なんか、こう、興奮したりするのですが、ええものです♪

 さて、そうこうやってて、夕方・・・

 やっと、オトナ神輿、万燈神輿の渡御になります。

 久木神社神輿会、会長方針・・・

 出たとこ勝負、終わりよければすべてよし!

というオニのようなスタイルでありまして、最近は、担ぎ手や、仕切るサイドも、10年以上になりますから、流れもわかるため、ほとんど問題ないですが、もう、かなりいい加減で・・・

 本来なら、私がその辺の調整をすればいいのでしょうが、困ったことに、神輿歴、ほぼ15年・・・ほとんど「ジャッキ要員」みたいなモノで、仕切るって事をほとんど勉強してなかったというのが致命傷で、全体面の流れは何とかなるモノの、きれいには仕切れなく、みなさんにはご迷惑おかけしてたりしております。

 反面、難しいことナシで行っておりますので、担ぎ手同士で調整してくれれば、過剰ににぎやかなトコもないという所もありますが、きな臭いムードになったりはしません。

 ちなみに、久木の神輿は「ドッコイ」というスタイルで、台座のワキに、タンスの取っ手みたいなモノがついており、それをリズムよく叩くことで、調子を出します。

 いわゆる、パーカッションです(笑)

 そして、パーカッションがあれば、ボーカルも・・・

 元より、ドッコイ神輿というのは、湘南名物(?)濱降祭のごとく、かなり長距離を担いでもいいスタイルになっております(10キロ以上やったりすることもありました)。

 担いでいると疲れるけど、休憩もできないし・・・と言うときに、気分転換・疲れをいやすために「甚句」と言うヤツを歌います。

 その歌い手が私♪

 まぁ、ドッコイ神輿もある程度ポピュラーになりますと、「甚句」が疲れをいやすためでなく、「場を盛り上げる」ためのモノになっており、甚句が出ると景気よくなっちゃいますが・・・

 そうこうやって、神輿の宮入は、予定よりかなり早く、去年から比べてもかなり早い到着で、町内会のメンバーはビックリしておりましたが、順調にいけました。

 また、藤沢のメジャーな神輿会のヒト、そして、私の「甚句の心の師匠」にもイッパツ甚句を入れてもらえ、すごく幸せな神輿渡御でした。

 おかげで、足はルーズ焼け(?)、アタマにはおでこに白っぽい線が入り、う〜ん・・・祭り焼け♪ って感じになっております。

 見つけられた方はハナで笑ってやって下さい・・・