うどんとそうめんの国からこんにちわ(3)
うどんの国もあまり見てなかったなぁ・・・


 なかなかいい感じのヤドと、気をよくしながらヒトバンをバッチリ寝られたワケなんですが、ヤドを出るのが8時・・・ま、ツアー旅行って、短期間であっちもこっちも・・・というものなので、別段不満はありませんが、のんびりはできねぇよなぁ(笑)なんて思ったりします。

 どうせ、起きりゃお髪はぐっちゃぐちゃだろうし、できりゃアサイチでお風呂入りたいもんなぁ・・・ってことで、6時頃に起床しまして、大風呂に行きまして・・・朝から「はぁ〜ん♪」って感じに楽しんだのでありました♪

 なかなかおいしい朝食をゴチになり、8時発のバスに乗り込みいざ出発♪

 今回は、フェリーの時刻が9:50・・・全体的にモタモタしてられないんですね・・・土庄ってとこから、また反対側の端の方、二十四の瞳の映画村の手前、京宝亭なるトコに行きました。

 イメージとして、普通の土産屋だべ?・・・って感覚があったわけなんですが、小豆島って、実は、佃煮の名所でもあったそうで・・・それを今に伝えてるトコの一つらしいんですね・・・

 実際、高知の四万十の川のり・・・コレの佃煮も、実は四万十の川のりが小豆島に運ばれて、ココで加工しちゃうというくらいには、小豆島は佃煮のメジャー処だったりするそうです。

 朝食にその佃煮は出てたんですが、なかなかの珍味って感じで良かったわけですが、まさかそこで作ってるとは(笑)

 で、土産屋の方をプラついたんですが、川のりをまぶしたせんべいがなかな美味・・・これは仲間用の土産に使えるわ♪ とばかり購入。他にもいろいろあったわけですが、なんかうまそうだとかゆって、ウチのオヤジ殿は、刺身用の「再仕込み醤油」なるものを買ったんですが、これがなかなか・・・あとで効いてくるようになります。

 みんなして、結構買い込んだあと、バスは港に向かいます。

 京宝亭から、フェリーに乗る、池田港まではそんなにかかりません。9:30頃には着いたでしょうか・・・少し時間が出来たみたいってことで、港の建物の中をプラついてると、オヤジ殿が神輿のニュースをやってるぞってゆうんですよ・・・ハナシだと、福島の方とかゆってたんですが、なんか、浦賀がどうのこの・・・って・・・横須賀っぽい様な気もするなぁ・・・って見てると、なんか見覚えある神輿が出てるし♪ ってか、コレ俺ぢぇん(爆) なにが福島だよ・・浦賀ぢぇん・・・てか俺写ってたし♪ なんてツッコんで、親子して見てたら、また同じ様な画像が出て来て、しっかり写ってる・・・一昨年のおまつりのとき の画像やね♪

 思わぬトコで思わぬ画像見ちゃったねぇ(笑) なんていいながらフェリーに乗って一休み・・・

 今度の船は、新しい方の船で、船内ほとんど禁煙で、個人的にはなかなかよろし とか思う反面、船内の座席のレイアウトに関しては行きに乗った前の方のがいいなあ・・・なんて思ったりしまして、約1時間のタビのウチ、後半は船の後ろの方にある座敷がガラガラだったもんで思いっきり仮眠モードで爆睡しました♪

 さて、高松港を出ると、早速坂出にある、瀬戸大橋記念公園へ行きます。バスでさくさく〜って進んでいったんですが、結構かかるんですよね・・・予讃線のワキを通ってる感じだし、もしかしたら・・・って思ってはいたんですが・・・あ、ココ、あの道か!! あの店は、あのときの店ぢぇんっ♪ つーと、この右側が「がもう」かな?・・・この辺、めちゃくちゃにうまいうどん屋がてんこ盛りであるトコなんだよな・・・なんて感慨にふけってしばらく、バスは瀬戸大橋に沿うように走るようになりました・・・が、瀬戸大橋の橋脚って、シャレにならないサイズですね・・・

 これ、おそらく、1本1本がビルなみだぜ・・・この橋脚だけでもその当時の事業のすごさや規模を感じたりしまして、四国のヒトビトがこれにいかに情熱をもってたか? そして、どれだけのお金が流れていったか・・・などと、いろんな事を感じたのでありました。

 バスは、瀬戸大橋記念公園に到着し、瀬戸大橋タワーに乗って瀬戸大橋見物を楽しみました。 さて、この瀬戸大橋記念公園ですが、瀬戸大橋が開通して、ブームになってた頃はまだ良かったんだろうなぁって思うんですが、昭和63年/1988年の開通から15年・・・そのブームはすでに終わっちゃってるしぃ〜ヽ( ´ー)ノ ってな感じなのがアリアリの見え見えって感じでして・・・平日ってのもあり、仕方ないと言えば仕方ないんですが、観光客ってのが他に全然いないんですよね・・・

 そこそこの定員を稼げるこの乗り物も、今回は20人近く乗ってるから、ま、採算ギリギリかな?・・・という感じですが、通常、動かすとなったら確実に電力代でアシ出てるべ・・・って気がするほどには悲惨な状態になってるもんだと思います。

 さて、瀬戸大橋タワーってなぁに?・・・って思われる方々も多いと思います、なにせ、そう言う、世間様からはほとんど忘れ去られてそうなブツなもんで・・・

 瀬戸大橋タワーってので検索して、一番チェック厳しいなぁ♪ って、おっかけて感動したのがこのページ・・・

 上記リンクを出しちゃうと、σ(^_^)がどうこう能書きタレる必要なくなっちゃうんですが、インプレッションも書いておきます。

 コレに乗って、動き出すと、本体が時計回りに回りながら上に上がっていくんですよ・・・で、どんどん上がっていくんですが、最終的に100mちょいまで上がる関係で、瀬戸大橋のテッペンくらいまで上がれます。 今回の天候は必ずしも良好とも言い難かったんですが、見通しはなかなかよく、瀬戸内のしまなみって感じの風景を堪能することができました。

 実際、汽車で瀬戸大橋を数回通ってる経験があるんですが、四国本土に入ったあたりの松山側に、けったいなタワーみたいなのが立ってるよな・・・ってのは知ってましたが、実際、それにのっかってみると思った以上にいい感じなのもココで初めて感じまして・・・

 ただ、わざわざ行くほどの価値を見いだせるのか?・・・というと少々疑問があるんですよね・・・坂出に立ち寄ったときに時間がある・・・ほしたらココは行っとけ♪ とは間違いなく言えるかな?・・・程度にはいい感じでありました。

 それにしても、土産屋といい、その他の施設といい・・・ヤバいよなぁって言えるくらいに閑散としてまして、なかなか感じのいいこのタワーに、もちっとお客さんを勧誘してもバチ当たらないんじゃねぇの?・・・って気もするタワーでありました。

 こんどはここから琴平に行くべく高速に乗って移動・・・てっきり高松側にって思ったら、松山の方に行っちゃったからどうなるんだろう?・・・って思ったんですが、要はJR沿いのルートになるようで、坂出から多度津の方へ行って琴平方面・・・って格好のようでした。

 ところで、このバスの中でメールをいただきました・・・ポッポちゃん写ってたよ♪ ってωさんから(笑)

 偶然にもσ(^_^)も見てたので、ソツなくお返事書けましたが、見てなかったらショックだったかもなぁ・・・懐かしい画像でしたからねぇ・・・

 インターを降りて、市街地を通るようになるとやっぱり琴平あたりの狭さを痛感するようになります。

 ま、今回の運転士さんは小豆島の思いっきり狭いトコもらくらくクリアするようなお人なので心配もしてませんが♪

 それでも、こんぴら山のあたりの道の狭さは数回歩いてるので実感してますが、バスに乗って通ると、すげぇ狭いな・・・ってさらに痛感しました。

 さて、ココで我々はドロップアウトモードに入ります。

 いちおう、オプションとしては、バスを入庫した土産屋の2階で「うどんの食べ放題といなり寿司」、そこからこんぴら山に登るというルートでいたんですが、私も親もこんぴら山には行ったことあるしねぇ・・・ってことで、このオプションを蹴飛ばし、中のうどんやに行くべぇ・・・って事になったのでした。

 ほしたら、ノリのいいツアーメンバーのおかーさんがそれに便乗するってことで、今回は4人での行動になります。

 最初の作戦として、「うどんタクシー」ってヤツに乗って攻めに行ってみようか? ってハナシになったんですが、どうも、テレビでは一番おいしいトコをやってたわけですが、現実としては、タクシー屋さんも、うどん通の運転士さんがそんなに居るわけでもなく、偶然当たれば何でもアリ状態なんでしょうが、なかなかそうはいかないようで、それならと、近くのうどん屋さんで昼食♪

 入ってみると、結構ツアーメンバーがいましてねぇ(笑) 個人的にはいかにもうどん屋さんでござい♪ みたいな格好したトコを、こういうトコではあまり信用してなかったんですが、お年寄りってのはそう言うハッタリに弱いもんで(笑)

 今回、σ(^_^)は天ぷらうどんを食ったんですが・・・なかなか美味だったには美味だったんですが、暖かいうどんだったのがいけなかったのか、うどんの好みの問題なのかは今もってわからないですが、なんか、こう、σ(^_^)が求めてる讃岐うどん像のイメージじゃないんですよねぇ・・・食感がヽ( ´ー)ノ

 もちっと、うどんそのものにコシってもんがねぇかな?・・・って気がするんですよ・・・こんなこったら、ざるうどんかなんかを押さえておいた方が無難だったかなぁ?・・・なんてねぇ(;^_^A アセアセ・・・

 ただ、なんだかんだゆっても、四国では、やっぱり観光系ではない、高松市内やら坂出のそれを食ったりしてからの琴平・・・やっぱり観光化されたトコとして、地元民より観光客メインだろうことは否定できまい? クオリティーに関してはやっぱり疑ってかかってたりして・・・でも、以前土産屋みたいなトコで食ったうどんはそんなに悪くなかったんだけどなぁ・・・

 なんて自問自答をしつつ、今度は、「金比羅大芝居」なる所へ行ってみることにしました。

 ココは、かねてから「こんぴら山に行かないなら寄っとけ♪」って言われてたトコで、こんぴら山の参道をちょっと上がってすぐ左にそれていった奥にある芝居小屋になるんですが、この建物がやっぱりものすごい・・・ 重要文化財指定になっている芝居小屋ってことで、お芝居やってない時は、入場料300えんで一般公開、そして、たまには歌舞伎をやったりしまして、そのときはかなりのにぎわいを見せるようであります・・・が、只今工事中・・・というのは、今まで、観客席のマスのトコに何カ所か補強の金属製の柱が建っていたのですが、これがやっぱりジャマになるんですね・・・ただ、この柱、元々の建物にはなかったモノでして、上の方の補強ができればなくてもなんとかなるだろうってことで、今回外すことになったそうで、その工事が進められておりました。

 入口から専門のガイドさんがついてくれて、あれこれと案内してくれまして、この建物がいかにマニアックな建物なのかを親子してまじまじ眺めてしまいました(笑)

 もちろん、建物マニア(?)なオヤジ殿もかなり満足な表情であります♪

 この金比羅大芝居・・・実際に上演となると、元々電気なんてなかった時代のお芝居・・・ライティングは自然光になるわけですが、それの調節なんかは窓の開閉で行うわけです。現在でもそう言うスタイルで行ってるようで、そのニンクとして、商工会青年部のメンバーが手伝ってるようです。日数としてどのくらいになるのかはわかりかねますが、同じ青年部員としての気持ちとしちゃ、たまったもんじゃねぇな・・・なんて思ったりしてヽ( ´ー)ノ

 今回は、裏方の部分まであちこち見て回ることができまして、特に舞台下の細工が気合い入りでお見事だったりします。

 回り舞台に関しては、それこそ今なら電動だのなんだのでできますが、当時のままだから人力で動かしますからねぇ・・・そりゃもうてーへんだったようで、抵抗を小さくするためにコロをつけてみたり、動かしてるときに踏ん張りが効くようにと、地べたのトコに石が何カ所か並べてあって、滑らないようにしてたりとか、舞台裏での苦労を感じさせるモノがありました。

 

で、この大芝居の建物は、重要文化財に指定されてる関係上、昔ながらの技術を使っていないとダメなんですよ・・・ということで、梁なんかの仕上げも「ちょうな」仕上げになってたりとか、とてもシブかったりします。観光で見て回ってると、結構見落としちゃうトコもあるんですが、ガイドさんのおかげで結構チェック出来たかと思います。

 気分的には、こんぴら山に行くよりいい結果になったかも知れねぇな・・・ってのが、今回ドロップアウトして行動を共にした4名の共通した気持ちでありました。

 さて、戻ってるときに、ちと雨が降ってきまして・・・急ぎ足で元の土産屋に戻ってる途中・・・みつけたのがうどんタクシーの看板(笑)

 なんか、こう、気分的には複雑だったんですが、まままま、ココに乗り場があってもうどんタクシーに乗れる保証はなかったしなぁ・・・

 土産屋に戻ってのんびりしてると、こんぴら山に行ってきたメンバーが戻ってきましてハナシを聞くと、オプションのうどんが思ったほどよくなかったそうで・・・そりゃ残念だったなぁ・・・なんて思いつつ、場所が場所だからねぇ・・・小豆島の時みたいに選択肢がねぇわけじゃないんだから探さなくちゃ(笑) なんて思ったりもしました。

 観光モンはこれで終了で、高松空港に戻って飛行機に乗っておかえりであります。

 今回のツアー、オプションの設定関連に不満があるものの、個人的にはスタッフといい、「小豆島」という場所といい、満足する面が多かったりしましてその旨を回答しておきました。

 さて、逗子から空港までの汽車は時刻を押さえてたんですが、帰りの電車はノーチェックだったんですね・・・

 せっかくMac持って行ったんだし、時刻表検索で調べよう・・・

 飛行機の到着が18時前・・・羽田空港発で川崎あたりまで出てくれるのが1本、19時前にありまして・・・これおいしそうぢぇん・・・ってことで追っかけてみたんですが、逗子着が20時20分頃・・・乗る前にメシ食えそうだったのでそれもまたよしって流れだったんですが、川崎から快特じゃねぇのかな?・・・時刻じゃ普通みたくなってるんだけどなぁ・・・

 あまり考えないで飛行機に乗って羽田に着いて、メシくって電車でお帰り・・・

 さて、予定通りの電車に乗ろうということで、待ってると・・・σ(^_^)のイメージは、4両の電車で、川崎にて快特にくっついて逗子まで快速進行で・・・だったんですが、どうみても6両だもんなぁ・・・こりゃいかん、蒲田で快特待たなくちゃ・・・って思った時点でアウトだったんですね・・・

 結局、次に来たのがウィング号の後の特急だったりとか、読みがことごとく外れまして・・・蒲田の駅でいーかげん待つようになって、乗ったのが逗子に行ける快特・・・横浜から親を座らせられたのでよかったけど、時刻表を持たないで乗ると・・・こんなモンなんだなぁって、なんか、負けを感じたりして・・・

 結局、最初の検索より10分ほど早く逗子に戻れたんですが、素直に普通に乗ってても良かったんですよねぇ・・・今、フル待避っても、そんなに待ち時間長くないんだし・・・

 とにもかくにも楽しい旅行でありました♪