落語ファン’02


@池袋演芸場 桂 平治ののぼりに注目っ♪ 4月のある日、おしごと先でのハナシですが、葉山の大工さんの社長さんがゆうんですよ・・・

 こんど、平ちゃん(桂 平治)が主任で寄席があるのよ・・・池袋演芸場で♪ ゴールデンウィーク中なんだけど、1時間近くやるんだよね♪ 良かったら一緒に行かない?

 ところで、この噺家の「桂 平治」師匠・・・社長は結構古いつきあいになるようで、10年来なんだそうであります。

 いつだか、その大工さんトコの下職会の新年会に呼びまして、バッチリ盛り上げてもらったそうで、初めて彼に会った我が父もウケまくっておりました。 まぁ、私を存じてる方ならこの先の能書きは不要かと思いますが、盛り上げ役ゲシゲシである私の、その父でありますからやっぱりそう言う場に出れば同じようなことやってるんですよ・・・

 で、平治師匠も結構楽しんでたようでした。

 その翌年あたりからその新年会、σ(^_^)が出るようになりまして、平治師匠と話したりするんですが、やっぱり落語家のヒトって、イキなものを持ってますよね♪ 正直、ホレました。

 その辺のカラミで、寄席に連れてって貰うのが気に入ってたりしまして・・・問題は、落語家の名前を全然覚えないってのがあるんですが、聞くことそのものはすごく好きになりました・・・ただし、ライブでという条件で・・・

 そんな師匠が真打ちになってそろそろ3年・・・この所、彼に会う機会が全然なくて、σ(^_^)としてはちと寂しい状態でもありました。

  w(おお)w  そりはおいしそうなハナシ・・・とはいえ、弊社の勤務関係、親に支配されてる関係上、σ(^_^)からどうこう言えないんですね・・・

 3日あたりどうよ?・・・なんてハナシではあったんですが、その辺、お神輿も絡んできそうってのもあって、非常に不安もあったのでした・・・

 さて、しばらくしましてお神輿の方は大丈夫(3日と思ってたのが5日になりましたし)で、おしごともGW中はカレンダー通り(!)ってコトで思いっきり休日は楽しめることになりました。

 ってことで、社長に電話したんですが・・・つながれど向こうは声が聞こえないらしく、切っちゃうんですよ(爆)

 大体察しがつく・・・受話音量最小になってるけど、本人その辺のやり方わぁってないはずだから周りがうるさいトコだとまずダメなのである・・・ってことで、昼頃に同じ用件の電話をし、当日の集合時刻と場所を聞きました。

 さて当日・・・

 指定通り、14時に新逗子駅南口に集合ってことで、チャリにて駅まで行きまして改札前で待ってることにしました。

 14時ジャストくらいに社長到着なれど、もう1人来るはずなんだよね・・・ってヒトが来ない・・・しかも携帯電話を持ってるはずなんだけど連絡も取れないときた(o_ _)oぱたっ

 20分近く待ったんですが、この先、上大岡、横浜でそれぞれ待ち合わせがあるってんで、いつまでも待ってたらそれぞれその先でもおかしくなるから・・・って無理矢理引っ張って○浜○行に乗車。

 その先はスムーズに合流して池袋に向かったんですが・・いずれも女性でありまして、メンバー的には少々ビックリでありました(笑)・・だって、あのシト関係って職方がおおいもんで、男性が多いから♪

 横浜で落ち合ったヒトは・・・なんと和装でピッと決めてられまして♪♪ それがまたイキなんですよ(笑)

 そんな感じで、湘南新宿ラインで新宿まで、そこから山手線に乗り換えて池袋まで・・・順調に行けました。

 着いてからわかったことなんですが、逗子でさんざん探したヒト・・・しっかり先行してましてねぇ・・・(o_ _)oぱたっ なんておっさんだ・・・なんて思ってたんですが・・・

平治師匠 威勢がいい感じなんだけど、優しそうな雰囲気があってとてもナイスっ♪ その後、社長が平治師匠を呼んできてくれまして早速ネタ用にツーショットおっけ〜♪

 下職会関係で何かとおはなしさせて貰う関係で、師匠の方もカオを覚えてくれてまして、こういうときはにぎやかでデカイヤツって便利だよなぁ・・・なんて思ったりします。

 で、平治師匠まじえてお食事に・・・ってコトで、いろいろ馬鹿話したりしまして♪ その時わぁったんですが・・・先に行っちゃった方、社長と前に話してたときに、「ナニだったら先行っちゃっていいですよ」ってコトになってたそうで・・・(o_ _)oぱたっ

 しゃっちょさん、ボケかましたべぇ・・・チーンΩ\ζ゜)

 しっかし、これだけ場が盛り上がってる中で飲むビールってのは本当マジうまいっす(ノ_・。) 

 ココで知ったおはなし・・

印したトコがこの日のネタ♪ ステージや、落語で「トリ」って言葉があるんですけど・・・あれ、なんでトリって言うんでしょうね?・・・ってハナシになりまして・・・

 あまり言いたくネェよなぁ・・・って感じで、平治師匠、話してくれました(笑)

 トリってのは、やっぱり寄席用語らしいんですけど、最後を努めるってヒトだけは、ギャラが2倍になるらしいんですよ・・・で、倍取り→トリ(取り)になったらしいってんですよね♪

 今回、その平治師匠は見事にトリ・・・つまりはギャラは2倍っすか(笑) って、今回、主任ってことで、すげぇプレッシャーがかかってるようでそう言う系のツッコミはさすがにできませんでした(笑)

 律儀な平治師匠・・・先輩を差し置いて主任をやることになったってことで、その先輩に挨拶に行くからと、途中で席を立つことになったんですが、そう言うマジメなトコが彼の魅力と社長はコメントしてくれました。

 我々もいい感じになって演芸場に行きました。木戸銭は通常2800円・・・平治師匠の紹介って形になりますもんで、団体枠の扱いで2500えん♪

 ココで一つポイント♪

 横浜で落ち合った女性・・・和装でビシっとキメてたワケなんですが・・・和装のお客さんは、なんと500円引きという演芸場の粋な計らいがありまして♪♪

 次回からは神輿のカッコウで行こうかしら・・・って正直、真剣に思ったのでありました(笑)σ(^_^)

 大体、寄席といいますと、通常、15分くらいが多いんですよね・・・とりあえず入門編の感覚で寄席をとにかく楽しむならこれで十分ってトコなんですが、ボチボチ聞くようになると、やっぱり、同じネタでも、少し時間を長めにとって、じっくり聞きたくなってきます。

 同じハナシでも、持ち時間で結構ナカミの濃さが変わってくるモンで・・・

 そう言うスキモノレベルになってきたら・・・機会あるときに「独演会」って催しに行ってみたりとか、近所とかで落語家を呼ぶことがあったりするんですけど(全国にスキモノってのは結構居るモンですから(笑))、そう言う寄席に混ぜて貰うといいかも知れませんd(^-^)ねっ!

 今回行ってきました「池袋演芸場」、寄席をやってたのは地下の2階だったんですが、面積が、こう、寄席の為に作りました・・・というくらいの丁度良さそうな広さ♪

 木戸銭稼ぐって考えると、面積は広い方がいいかも・・・なんて気もしますが、やっぱり落語は肉声♪ ってなると・・・やっぱりあまり広いとうまくないんですよ・・・って部分もあって、いろんな意味で丁度いい♪

 今回、初めて「講談」ってのも聞けましたし、それも非常に楽しかったんですね♪  それと、新作落語って言うジャンルのハナシも聞いたことがほとんどなく、それも新鮮でなかなかよかったです。

 さて、最後の最後・・・平治師匠が出てくると思いっきり盛り上がってくるんですが・・・やっぱり、一番おいしいトコをゴールデンウィーク中ずっとやってるってことで、すげぇプレッシャーかかってるみたいで・・・

 今回の演目は・・・「芝浜」

 平治師匠、通常はやっぱりおもろい古典モノをやっていかれるんですけどね、こういう長い演目の時は、どっちかというと、楽しい系というより、人情モノに走ることの方が多いみたいであります。

 ちなみに、「芝浜」のおおまかな物語ってのは・・・こんな感じなので参照してやってください♪

 落語っておもしろいもんで、同じネタを違うヒトがやると、物語の感じが変わってくるんですよね・・・聞く方も気ぃ入れて聞いてると、その世界に入っていけるってもんですから楽しいモンであります。

 この所、落語を聞く機会がなかなかなかったモンで久々に・・・なんて思ってたトコだけに、思いっきり堪能してけぇるコトができました。