ランタボ復活の道(1)


 さて、いろいろと大騒ぎをしてなんとか復活をとげた我がランサー、乗っててドンガラがしっかりしてるコトへの感謝と、とてもじゃないけど、15年オチてるの?・・・というくらいのしっかり感。オーナー冥利に尽きる状態だったりします。

 でも、年末は建具屋さんの年末進行でのんびりしてられなかったというのもあり、大掃除はしねぇ、一応、洗車はしといたけどねぇ・・・なんて最低な有様で、21世紀を迎えたワケなんですが、久々に近場を攻めにいくかぁ♪・・・ということで、友人と走る。

 ちなみに、この日は、デイ○ース○ーツの占い欄では、「外出しなければ運気はいい」というシビレる内容のモノが出ていました(笑)

 上り坂を気合入れて登ってみると、どうも、フロントまわりをしっかりさせた関係なんでしょうか、吹けが妙にいい・・・この吹けなら、若かりし頃乗らせてもらった先輩のランサー(車検非公認のマフラーが入ってまして、3000rpmからの吹けが全然ちがうんですよ(笑))と同じ感じじぇん♪

 と、気ぃ良くしてたのもつかのま、5000回転くらいで、なんか怪しげなカリカリ音・・・コレ、おかしいなぁ・・・と、スロットルを容赦する。

 それからはそんなに怪しくなかったんですが、もうイッチョ走ってて長いストレート・・・気合入れてて、コレ、ヤバイかなぁ?・・・って思ってるウチにいきなり・・・

 ガラガラガラ〜〜〜〜!!

 ってモロエンジン逝きましたって楽しい音が発生・・・

 さすがにビビりましたが、一応音はすごいモノの吹けるし、なんとかなるだろう・・・ということで、なんとか自力走行で帰宅したのでした。

 まぁ、20台前半な友人、さぞかしブルったことだと思いますが、エンジンブローと言うヤツのいい経験ができたことだろうと思います(笑)

 さて、ヘラヘラしてられるのはそこまで(笑)

 早速、行きつけの改造屋の親方の携帯電話の番号を押さえることに成功していた私、新年のおしごとの予約はしておかないとなぁ・・・とばかり、連絡したら、半分ウケ状態で、ハナシを聞いてくれ、6日からお仕事はやるけど・・・というハナシで、できればその日に行きたいのはヤマヤマなんですが、私の方のスケジュールが全然無理だったため、8日に持ち込むことにしました。

隣は、親方のスカイライン500馬力仕様(笑) さて、持ち込みの日、エンジンの音を聞いて貰った感じでは、親方曰く、「サイレントシャフトでしょ・・・」ってハナシになったんですが、そうなら、案外ソツない金額になります・・・っても、いい額にはなるんですが・・・

 で、エンジンそのものは10日に降ろすよ・・・ってコトで、その日を待つことにしました。

 さて10日、お仕事を終えて夕方にお店に行ってみると、すでに我がランサーのエンジンは降ろされ、タービンなどの補機類は、はずれてて、エンジン本体のばらしを待つのみになってました。

 さて、ドコがビンゴしてるかな?・・・とばかり、本体をはずし始めて貰いました。

 上モノ・・・バルブまわりですね、ココは大丈夫♪ あえて言えば好調か?(笑)

 ピストン・・・燃焼状態はいいねぇ♪ は親方談

 フロントまわり・・・あ、サイレントシャフトのベルトがキレてるね、やっぱ、サイレントシャフトまわりかなぁ?・・・ってネタがついに始まる。

 その影響かなんだか、タイミングベルトもボコボコになってて、コレもある意味非常に危ない状態だったのかも知れません。

 そして、今度はオイルパンを除外・・・

 鉄粉がウヨウヨしてるんですよ・・・完全に「メタルベアリング」がイカレてる兆候・・・原因はどれだぁ?・・・って感じでさらに進む・・・

 ピストン除外・・・回転の関係で1&4 2&3という順番で外す、1番はいい感じ♪ そして4番・・・逝ってます、コンロッドもスゲェ固くなってました。外したらメタルベアリングも気持ちよくイカレてます。

 で、2&3番は、あまりいい状態とは言いにくいけど、コレなら大丈夫という状態でした。

 コレ、クランクシャフトが逝ってるね・・・というのは親方のコメント。

 で、クランクシャフトの除外にはいると・・・1番前側はほぼ無事・・・それ以外は逝っちゃってて、後ろ側のヤツはもお完璧♪ って感じでした。

 エンジンがイカレた時点で、槍さんって方と、メールでいろいろ相談してたんですが、事故歴のハナシから、「ブロックも疑った方がいい」というアドバイスを賜っていたのですが、まさしくその通りな状態かという現象が発生しました。

 結局、その日の作業はコレにて終了・・・

 次は、新しいブロックを探すか、中古エンジンの手配ってカタチで動くしかなくなったわけなんです・・・