Letter From 

   LosAngeles

とある日曜日


 ずいぶん前の事になるんだけど、何故かしらないけど信じられないくらい凄く濃い〜日曜日を過ごしたので何か書いてみたりする。友達の間では「伝説の日曜日」とまで言われるほど濃い内容の休日ですが、人によっては「別に」と思われるかもね。

 もちろん今回もすべて真実です時間は曖昧なので御勘弁

AM6:00

 日課の早朝6キロマラソンの最中に交通事故に遭遇。車の中から片腕を失った男がゴロリと出てくる。俺の出る幕なしというくらいの野次馬に押されあまり見物できず。
 なんとなくマラソンを2キロで切り上げそのまま帰宅。

AM9:00

 ジムでバーベルを上げているとシュワルツェネッガーに遭遇。彼が持ってたコーラを開けたら爆発。コーラまみれになった彼を見て爆笑その後ランニングマシーンで汗をかくエリック・クラプトンを発見。機械操作を過ってやけにスピードに乗ってアタフタしてる姿に失笑。

AM11:00

 友達との待ち合わせ場所に移動途中に、メキシコ人の乗るトラックが急ブレーキをかけたフェラーリに後ろから激突車高の低いフェラーリの上にボロトラックが乗り上げてしまい、ちょっとした2階建て車に変身。大爆笑するも運転手は無事の様子
 他人事ながら保険や弁護士の事を心配する。
 今日2回目の事故現場に遭遇だ。気を引き締めて運転することに。

PM01:30

 友達が急に腹痛を訴える。病院へ行くと1人で運転して去ってゆく。
 彼はこの後、盲腸で緊急入院。奴の保険が気になる。

PM03:00

 オイラの愛車がパンク。修理工場に持って行くも休日でたらい回しに
 レッカーのおっちゃんが昔サッカーメキシコ代表だったらしく誇らしげに写真を見せてくれた。 今はただのオヤジ。人生の空しさを感じる。

PM07:00

 友達と飯を喰いに行く。「今日は色々な事があった」と自慢げに話すも、行く予定だったレストランに強盗が入りおじゃんに。しかたなく韓国焼肉屋に入る。今度は酔っ払いの韓国人が韓国風ワカメスープを頭からかぶり絶叫腹がよじれる程笑う。

PM09:00

 馴染みのBARで友達と合流。カウンターでまたもや今日と言う日を自慢げに披露する。が案の定、知り合いが変な日本人留学生と口論の末喧嘩に。加勢に出たついでにドロップキックを披露。見事に決まる。鼻水流して土下座する留学生をホモの黒人が介抱この光景はさすがに笑えない。

PM10:00

 誰が通報したのか警察が入ってきた。でも知り合いの警官だったので見なかった事にしてもらう

PM11:00

 酔っぱらった浮浪者がBARに乱入。友人が掟やぶりのイス攻撃迎撃に成功
 通りがかりのパトカーに引き取ってもらい「サンキュー」と礼まで言われる
 もうここまで来ると今日という日がとてつもなく凄いものに感じてしまう

AM01:00

 飲みに来ていた知らない白人ホモに「睫毛がステキ」と気に入られてしまう。
 チ○コ出して「握ってくれと!」哀願されるがもちろん遠慮させてもらう。
 その後、あまりにうざいのでセキュリティーに追い出してもらう。

AM02:00

 LAのBARは深夜2時までの営業と法律で決まってるので酔っぱらって帰宅。

AM02:00

 同棲していた彼女が衝撃的告白実はレズビアンだったらしい。
 さすがに大爆笑!しかも新しい彼女はオイラの知り合い。しかしオイラにとっては好都合だったため笑って別れる事に。この後3ヶ月に渡って「オイラと元彼女とその彼女」というややこしい共同生活が繰り広げられる。

AM03:00〜AM04:30

 自分から別れると言わずに済んだので上機嫌に。みんな仲良くオイラとレズビアンカップルで酒を飲む。そして「めくるめくレズの世界」についての講習を受ける。
 将来的に役には立ちそうもないが、話のネタには持って来いだと質問をくり返す。

AM05:00

 さすがに疲れて眠りに着く。その直後、アパート地下1階の駐車場のゲートを新聞配達の車が直撃、撃破してしまう。轟音とともに飛び起きるも「明日は他のゲートから出ればいいや」と納得。またすぐに眠りに着く。よく考えると今日3度目の事故だ。
みんな運転には気を付けよう。