戦車をゲットして、ちょくちょく友人と共に三浦半島の先っちょの方にアソビに行きました・・・コースはすごく狭いんですけどね・・・小柄なランタボには別段文句のないトコでした。
神奈川あたりだと、峠スペシャル系は、やっぱり箱根だったんですが、あっちは速そうなのがゴロゴロしてるってイメージがあり、行けば完全にいじめられる(ヘボだからね)・・・ってアタマもあり、イッペンも行ったことがなかったんですね・・・ついでに言えば、箱根の入り口まで50キロくらいあるし・・・
そんな中、駅員だった私も、車掌の試験(平成元年のおはなし)に受かり、教習所にて車掌の学科講習を受けることになりました。
で、電車で通勤してるとき、そのうち配属されるだろう某乗務区の方に、やっぱり目が行っちゃうんですが、その時、駐車場にランタボが1台・・・一見、ちとスキモノそうな雰囲気もあり、どんな人なんだろう?・・・って思っておりました。
ある日、教習所に仲のいい乗務員の先輩が見えたんですね・・・早速、どんな人か聞いてみると・・・
「あ、あの人は、乗務区で多分イチバン速いオトコだね・・・車に乗っても電車に乗っても・・・」
「ヽ(。_゚)ノへっ? 電車でもですか?」 まぁ、電車の乗務経験がないと、「電車に乗っても速い」って意味は絶対にわぁらないんじゃないかとおもいますが(笑) そう言うコメントがあったんですね・・・
その週の金曜・・・すでに車掌になっていたおともだちから電話がありました。
「箱根に行かない?」
「う〜ん・・箱根はちと・・・いぢめられるとやだしいかないっ♪ ミウラならいいけどぉ・・・」
「そぉお?・・・あの白いランタボのヒトも一緒なんだけどなぁ・・・」
「行く!!」
いい加減なモンですね(笑) ランタボに乗ってて乗務区1速いオトコ・・・どんなヒトなんだろう? そして、さらにはあこがれである電車の運チャン・・・すげぇ超会うてみたい!! 翌日週休だし、わくわくして友人宅に行ったことは忘れることもできないでしょう・・・
初めて見たその人・・・すっげ〜ノリの良さそうなヒトだよなぁ・・・一見、箱根スペシャル系のヒトじゃないんだけどなぁ(笑) って感じのヒトでした。
で、早速一緒に行ってみると・・・私があのおやま初めてってのもありますが、全然ついていけない・・・直線でも曲線でも・・・
だって・・・あっち、マフラー変わってるし、いつだか運転させてもらったら3000回転からのフケが全然ちゃうの・・・(笑)
そのうち雨が降って、路面はウェットになっちまうし・・・そうなると、私が当時はめてたタイヤ(ADVAN HFType−Dってヤツ、まぁ、ノーマルなんですが(笑))は俄然よわくなり・・・ビビりながら運転するようになりました。本当にまともに食いついてくれてなかったモンなぁ・・・
それからいろいろ話せる様になりましたし、ある意味、すごくいい顔つなぎになったってのが一つ、そして、○走な世界にじわじわと足を踏み入れて行った本格的なスタートになったというのがもう一つでした。